Noという権利

日本人は基本的に嫌だと言えない人が多いように思う。

あくまで、自分が見たり聞いたりしている話の中でだけれど。

けれど実際、日本の学校ではこどもがNoを言える場面は少ない。

やることは決まっているし、やらないと怒られることもある。

今の職場ではNoを言えることを大事にしている。

大人も、こどもも。

けど、何でもかんでもNoを言って好きなことしかしないのでは、集団やコミュニティ、社会としては成り立たない。

ある人はYes、ある人はNoという。

じゃあ、どうするか。

そこから対話が生まれていくのかな。

 

そう思うと、公立の時は楽をしてしまっていたなぁ。

教員もやることが決められてしまっていて。

それをこどもにやらせるだけ。

そんな簡単にNoなんて言えなくて。

やると決まっていることに関しては、こどもの気持ちなんて考えてなかったんだなぁ。

最終的にはやらせると決まってるんだもん。

 

まずは聞く。

同じように、聞いてもらう。

まずは受け入れる。

そして手放す。

うまくいかなくたっていい。

人はゆっくりと変わっていくものだから。